大正紡績コットンファーム~綿堆肥(COTTON COMPOST)
- 2021.6.4レポート
2021年6月2日
コットンは順調に成長しています。
この日は発芽しなかった所や発芽の状態が良くない所に
事前に準備していたポット苗を補植すると同時に畑の栄養補給として肥料を撒きました。
肥料に使ったのは綿堆肥(COTTON COMPOST)です。
この綿堆肥は、日頃お世話になっているナンカイテックス(株)様が作られています。
堆肥の材料は日本に輸入された原綿に付着している葉カス・木屑等の夾雑物です。
夾雑物は原料が大正紡績に入荷する前にナンカイテックス様でふるい落とされます。
また、落としきれなかった夾雑物は紡績の生産時にも発生します。
発生した夾雑物を集め山に野積し発酵させます。
約3ヶ月で堆肥になるそうです。
★ちなみに綿は発酵しにくく堆肥には向かないそうです
“「ゴミ」ではなく「循環する資源」に変える”
コットンは種は綿実油に、工場で落ちた綿は布団綿や衛材に、最後に残ったもの堆肥にと捨てるところがありません。
ちなみにナンカイテックス様の綿堆肥は
道の駅みさき(大阪府泉南郡岬町)で販売されています。