REPORTレポート

マーブルビーチクリーンボランティア 2020.11.24

  • 2020.11.25ボランティア


    大正紡績のある阪南市のお隣、泉南市の観光スポット、マーブルビーチはおよそ1kmも続く海岸に真っ白な大理石の玉石を敷き詰めた人工のビーチです。
    夏はもちろん、冬でも天気の良い休日には子供連れやカップルがたくさん訪れます。

    昨日、私たち大正紡績は、SDGs委員会のメンバーを中心に23名が、この長い長いビーチの清掃活動に参加しました。
    要するにゴミ拾いです。

    私は、ゴミかゴミでないかを、自然にある物かそうではない物かで区別しました。
    小枝や木の端くれ、鳥がくわえてきて落としたのかもしれないし、波に打ち寄せられたのかもしれない。
    でも箒の一部のような竹の節くれや角材の一部は、人間が持ち込んだか、海に捨てられたのが打ち寄せられたかでしょう。
    貝殻や小さなカニの死骸。
    でも、ハマグリや牡蠣の貝殻は、ここでは自然に存在するとは思えない。
    自然にあるものはそのままにして、自然にないものはゴミとして回収することにしました。

    ただ、木や貝は、人間が持ち込んだとしてもやがて自然に還ります。
    ビーチで一番多いゴミは、自然に還るまでに何十年、何百年かかると言われるプラスチックゴミです。

    おもちゃのかけらでしょうか、小さな小さなプラスチック片を見つけました。
    壊れてしまって集めきれなかったのかもしれない。これくらいいいかと思って放っておいたのかもしれない。でも、もし、鳥が食べてしまったら?海に流れて魚がのみこんでしまったら?
    そして、タバコの吸い殻です。
    マーブルビーチの白い玉石の間に隠すようにもみ消されたタバコの吸い殻。
    そして、レジ袋。
    マイバッグだと放置しなかったのかもしれない。
    そして、ペットボトル、空き缶、空き瓶、花火の残りかす、などなど。
    ビーチのゴミは、遊びに来た人がポイ捨てしていった物が全てではありません。
    でもまず、ビーチで楽しんだ人が、どんな小さなゴミも残して行かないことが、次またビーチで楽しめることにつながると思うのです。

    マーブルビーチの清掃を終えて、誰かが言いました。
    「これからもう絶対ゴミのポイ捨てせえへんわ。ゴミ拾いはホンマ大変や!」
    でも、何の見返りもない清掃活動に進んで手を挙げたあなたが、ゴミのポイ捨てをするなんて絶対思いません。
    「ホンマめっちゃしんどかった。けど、面白かった!」と言う人。
    またお願いしますね、と言うと、「えーーー!なんでぇ?またぁ?もう!しゃあないなあ!」と言う人。
    大正紡イズムを感じて、なんだかほっこりした私でした。

    SDGs委員会 坂口

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